主役はフレーム、それともバッグ？グラデとギャラクシーの共演！

80-90年代のMTBを思わせるフェイドカラーが非常に美しい、All-City（オールシティ）のBig Block（ビッグブロック）。一目見たときから「このフレームに合わせたい！」と思っていたOuter Shell Adventures（アウターシェルアドベンチャーズ）のラックバッグのギャラクシープリントカラーを使った1台を組み上げました。

ビッグブロックは元々UCIに適合していた正統派フレームなのですが、今回はフロントバッグとラックを採用しているため、ユルめに乗れるシングルスピードという方向性に。フレーム自体のタイヤクリアランスが広く、今後は太いタイヤを履かせることも想定したブレーキを選ぶなど、拡張性も考慮しています。

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ちょっとしたひと手間で効果絶大！

バッグを支えるフロントキャリアは、お求めになりやすい価格のAdeptのトラスポーターラックを。5,000円を切る価格と取り付けやすさが魅力なのですが、やや表面の仕上げのチープさが目に付いたため、ステーのみを日東のつなぎロッドに変更しています。ステーバンドも同じく日東製に。

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ステアリング周りは信頼性で選ぶ。

ステアリング周りはThomson、Paul、White Industries、Hunter Cycles × 日東といった信頼性の高いブランドを多く採用。意識したわけはないのですが、結果的にUSブランドで固まっていました。Thomsonのヘッドスペーサーはちょっとしたアクセントに非常に有効。基本的にはセット売りなのですが、当店ではバラ売りで販売させて頂いています。

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ペダルはあえてハズしたりします。

ドライブトレインでもWhite Industriesを始めとするUSブランドを数多く使うなか、ペダルはジャパンメイドのMKSのGrafight-XXを。ハイエンド系のパーツにやや偏っていたので、ハズし要素としてチョイスしました。見た目の割に軽く、そして非常に踏みやすいペダルです。今後太いタイヤを履くことも想定し、リーチの長いVelo OrangeのLong Reach BrakeSetを採用しています。

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美しさが際立つ、フェイドカラー。

シートポストはThomsonのElite SeatPost、サドルはBrooksのCambium C15 All Weatherを。ピストやシクロクロス、グラベルロードなど幅広い車種でも使う定番の組み合わせ。All-Cityらしいロウ付けされたシートピンと、ピンクからレッドへ移り変わるフェイドカラーが目を引きます。