中古パーツを組み合わせて、完成車よりも（ちょっと）買いやすく。

値上がりが著しい昨今、完成車の価格が遂に22万円を超えてしまったAll-City（オールシティ）のBig Block（ビッグブロック）。個人的に好きなモデルだけにもう少しハードルを下げたいという思いから、中古パーツを組み合わせて買いやすい1台を作ってみました。

程度の良いMicheのハブで組まれたユーズドのホイールと、少し前に買い取った中古のクランク周りを在庫していたおかげでもあり、アンダー20万円の目標を達成。自分で使っていたサドルも混ぜたりしつつも見た目にこだわって組み上げたことも手伝ってか、かなりお買い得に仕上がったと思います。

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このシーズンならでは。ブラックにグレーの切り返し。

単一のブラックではなく、所々グレーで切り返されたフレームカラーがこのシーズンのBig Blockの特徴。他方ではオリジナルのリアのドロップアウトなど、過去のシリーズ同様All-Cityらしさがあちこちに。フレームの魅力を引き立てるよう、今回はブラウン系の色合いを中心にパーツを選んでいます。

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ギア系は手堅くデュラエースを。

中古のチェーンリングと固定コグはシマノのデュラエースを。フロントは47T、リアは16Tの組み合わせなのでギア比は都合2.9375に。やや重めではありますが、使いやすい範囲に収めました。チェーンリングのチタンっぽいカラーが、このフレームには良く映えます。

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程度良好、中古のトラックホイールです。

ハブはMicheのプリマトでスポークはPhil Wood。リムはちょっと不明ですが、程度のいい中古のホイールを使わせてもらいました。リアハブは片切りではありますが、都度コグを入れ替えれば固定とフリーともに使用可能。リムにはブレーキ痕ついているものの、黒い部分がまだまだ残っています。

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チープさ無し！良いパーツで盛ってみました。

少しだけ、ほんのりと高級感を出したかったので、真鍮などゴールドに近い落ち着いたカラーを散らしてみました。サドルはBrooksのカンビウムC15オールウェザーを使い、乗り心地と雰囲気を重視。価格の張るサドルとシートポストを使ったせいで実際はアンダー20万から足が出てしまいましたが、サドルは自分で使っていたものなので目を瞑りました・・・。お買い得だと思います！

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ブレーキ周りでコストダウン。

固定ギアということもあり、ブレーキ周りはあまり価格が高くないものを選ぶことで全体の価格のボリュームを抑えました。Paulを使えば見た目も性能も間違い無いのですが、今回は買いやすさを第一義に据えているのでここはセーブ。とはいえアウターはしっかり日泉を使っています。ブレーキは後のお楽しみに、必要に応じてアップグレードしても良いかと思います。