リアはシングル、フロントを多段化なんて事も！

クイックリリース仕様のフレームではポピュラーなバーチカルドロップアウト。カンパエンドに比べ固定力が高い特性を持つものの、チェーンテンションが稼げずシングルスピード化には圧倒的に不向き。果たしてそんな問題を解決し、シングルスピード化を容易にするのがPaul（ポール）のMelvin Chain Tensioner（メルヴィンチェーンテンショナー）です。

対抗馬が少ない中で、Melvin Chain Tensionerと世にあるチェーンテンショナーを隔絶させるのが、2つのプーリーとケージの剛性、そしてバネの強さ。これらが機能することにより、SS化だけでなく最大差20T以内なら2x、3xといった複数のチェーンリングと併用することが可能です。加えてプーリーはシールドベアリング仕様で回転も滑らかな低フリクション。ケージはややワイドめになっており、3/32"だけじゃなく1/8"のチェーンもOKです。アルミの削り出し感も最高！